住人さんが自発的に書いてくださった「トダビューハイツの推薦文」もサイトに掲載。
ここに暮らす心強さ、みたいなものが確かにあって、これがきっと入居時に私が求めたものなのだろうなと、今は思う。
となんとも嬉しい言葉を書いてくださいました。サイトを経由して入居してくださった方は皆、トダビューハイツとシンパシーのある素敵な方ばかり。そんな住人さんたちに支えられて運営しています。
また、サイトにはご近所さん紹介コーナーを作っています。トダビューハイツに興味を持ってくださった方が、町や暮らしのイメージをするきっかけになればいいなと思っています。
トダビューハイツについて書いていただいた記事
物件ファンは、大家さんファン。忘れがちですが、世の中には、物件の数だけ大家さんがいます。...
都内に残る数少ない路面電車のひとつとして知られる都電荒川線。楽しそうにおしゃべりする地域のお年寄りと一緒にトコトコ走る電車に揺られていると、すぐに目的地に辿り着きました。 降り立ったのは、東尾久三丁目駅。地下鉄千代田線の町屋駅にもほど近い駅ですが、せっかくこの地域に訪れるのなら、と都電を選択。 荒川区東尾久。ここに住む人々は、近隣の西尾久を含めた辺り一帯のことを、昔から変わらず「尾久(おぐ)」と呼ぶのだと言います。 住宅街を歩いて目指すのは、1978年に建てられた賃貸マンション「トダビューハイツ」。くねくねと曲がる道を進んでいると「あ、こんにちは!」と声を掛けられました。 戸田江美さんは、トダビューハイツの大家さん。年齢は27歳。「大家さん」と聞いて思い浮かべるイメージからはかなりかけ離れています。大家業と並行してデザイナーやライター、フォトグラファーとしても活躍する戸田さんのお話が聞きたくて、今回は尾久までやってきました。 「忘れ物しちゃって……101号室で待っててください」。そう言い残し、足早に去っていく戸田さん。101号室は戸田さんが所属する会社のオフィスで、イベント会場としても活用されているのだとか。 1階奥にある101号室の扉を開くと、入居者の安谷屋(あだにや)さんが出迎えてくれました。安谷屋さんがトダビューハイツに住むようになったのは昨年の3月。お仕事での出張が多いので、まだ尾久周辺は開拓しきれていないのだそう。 安谷屋さんとお話していると「お待たせしましたー」と、戸田さんの明るい声がしました。 便利さでもない、日当たりでもない。〈人〉で住む場所を選ぶ トダビューハイツは今年で築40年。もともとはずっと、戸田さんのお祖母さんが大家を務めていました。住む場所としては「古い」というだけで敬遠されてしまいそうですが、現在は満室。しかも、すでに何人もの人が空室が出るのを待っていると言うから驚きです。 戸田さん:「わたしが祖母の跡を継いだのが2年前。当時は3部屋の空室がありました。そのうちの1部屋がここ(101号室)ですね。あと2部屋に入居してくれた安谷屋さんも、もうひとりの方も、トダビューハイツを本当に気に入って住んでくださっているのでありがたいです」
3/10(水)に、大家の学校のスピンオフ企画『アフロとボウズの物件徹底解剖』というイベントで、東京都荒川区にある賃貸マンション、トダビューハイツの大家さんである戸田江美さんとトークをさせてもらいました。 戸田さんのキャラクターもあいまってとても穏やかな雰囲気でトークが進みましたが、その中で僕自身が得られた新たな視点について、今回のnoteでは共有させてください。 「ほっこりオシャレな下町」を目指して
荒川区の尾久(おぐ)、と聞いたところでピンとくる方はまだまだ少ないと思いますが、東京に残る唯一の都電が通り、昭和のまま時間が止まっているかのような光景があちこちに見られる